『吹き付ける月光』
月の絵を描いた日は、この冬一番の猛吹雪。年内にこれほど雪が降るのは、27年ぶりだったらしい。
そんな日に月を描くと、心の内も何やら穏やかでは済まなくなるような。月灯りも闇も波打つようにせめぎあっている感じがしてくる。光が思わぬところまで、届くことがあるかもしれない。
窓の外を見ると真っ白で、前後左右、上下の区別も失うくらい雪が視界を埋め尽くしている。
65cmの積雪で、やっと収まったらしい。そんなだから人も町の営みも動きは制限されてしまう。外を歩くと、ザクザクの雪に足をとられて、よろけてしまう。転びたくはないから、からだに力が入はいる。家に無事にたどり着くと、自然の猛威からとき放たれたことに、どっと、緊張がほぐれていく。
そんな日に月を描くと、心の内も何やら穏やかでは済まなくなるような。月灯りも闇も波打つようにせめぎあっている感じがしてくる。光が思わぬところまで、届くことがあるかもしれない。
窓の外を見ると真っ白で、前後左右、上下の区別も失うくらい雪が視界を埋め尽くしている。
65cmの積雪で、やっと収まったらしい。そんなだから人も町の営みも動きは制限されてしまう。外を歩くと、ザクザクの雪に足をとられて、よろけてしまう。転びたくはないから、からだに力が入はいる。家に無事にたどり着くと、自然の猛威からとき放たれたことに、どっと、緊張がほぐれていく。